第2章ユダヤ式記憶術(第1節・第2節)について
いよいよ、この冊子のメインである第2章に突入しましょう。
この章は、全部で7節まであります。まず1節は、「世界をリードするユダヤ人」というタイトルで、様々な分野でのユダヤ人の活躍を紹介しています。
第2節は、「ユダヤ教と記憶術」というタイトル。松平勝男さんの「ユダヤ式記憶術」は、ユダヤ教のカバラ思想やヘルメス学の影響を受けた記憶術であることが紹介されています。
そしてこの記憶術で使用する特殊な図式のことが紹介されています。
その特殊な図式とは、「生命の樹(いのちのき)」と呼ばれる図式。
「生命の樹」という言葉は、もしかしたらどこかで聞いたことがあるかもしれません。私も、耳にしたことはありました。
ユダヤ式記憶術では、この生命の樹の図式を使って物事を記憶する方法を提示しています。
生命の樹だけでは、記憶術には使えない!
ただし、「生命の樹」の図式そのものを使用するのではなく、記憶術に使いやすいよう、「生命の樹」の図式を簡易化したものを使用します。
そして、本冊子には、その簡易化した図式をどのように記憶術に使うのかが、様々な例を挙げながら数十ページ(いや、100ページぐらいあるかもしれません)にわたって丁寧に説明されています。
従って、単に「生命の樹」の画像を見ただけでは、記憶術には使えまぜん。
著者の松平勝男さんも、「生命の樹」の正式図はあくまで参考に眺めるだけ、と述べています。
「生命の樹」を簡易化した図式を使った記憶術の方法論、これこそがユダヤ式記憶術の神髄であり、ノウハウ。
この記憶術は、バランスよく知識をインプットでき、アウトプットにも大いに使える記憶術となっているそうです。
次節から、(簡易化した)図式を使ったユダヤ式記憶術の本格的な説明が始まりますよ。
ユダヤ式記憶術とは、いったいどのような記憶術なのでしょうか?
試験に受かるユダヤ式記憶術の内容(第1節・2節)関連ページ
- 「試験に受かるユダヤ式記憶術」の目次
- 試験での、アウトプットの重要性
- 想起力(思い出す力)の増強ー第1節
- 想起力の増強ー第2節
- 想起力の増強ー3節
- 想起力の増強ー第4節
- 生命の樹の図表を記憶術に使う(第3節の1)
- ユダヤ式記憶術(第3節の2)
- ユダヤ式記憶術(第3節の3)
- カバラ哲学と記憶術(第3節の4)
- ユダヤ式記憶術と他の記憶術を組み合わせる(第4節)
- 唐の時代の覚え方(第5節の1)
- 江戸時代の覚え方(第5節の2)
- 宋の時代の覚え方(第5節の3)
- バラバラな用語をユダヤ式記憶術で覚えるには?
- 判例の判旨の覚え方
- 様々な記憶法
- 「生命の樹」をインプットとアウトプットで使う方法(第6節)
- ユダヤ式記憶術(生命の樹)への質問と回答(第7節)
- 引き続き質問と回答です
- 共感覚も後天的に身に付けることができる記憶術なのか?
- 法律の勉強にユダヤ式記憶術を生かす
- クリフォトの樹を記憶術に使う?