第一章 1節について
さて、第一章の内容について見てみましょう。
まず第一章の1節に、思い出す練習(想起)の重要性が書かれてあります。
そして、その練習にとても役立つ方法が紹介されています。
そんなに難しい方法ではないのですが、これを知っていると知らないとでは大違いなのではないでしょうか。
少なくとも私は知りませんでした…
この冊子では、日本史の勉強を例に挙げてこの方法の使い方を説明しています。
かなり具体的に説明していますので、この方法の使い方は理解できると思います。
もちろん、日本史の勉強に限らず、全ての勉強に使える方法です。
実際、著者の松平勝男さんは、各種資格試験の勉強にこの方法を利用しています。
これはたしかに思い出す力がつく練習になります。しかも新たに覚えるのにもいい方法であり、しかも忘れにくい方法だと思います。
こういうのって、もしかして賢い人は当たり前に思いついて実行しているのかもしれませんね。
そうだとすると、この方法を知らないとますます賢い人との差が開く一方なのかもしれません。
ところでこの方法は、ユダヤ式記憶術を使った方法ではありません。
この方法だけでも十分に「使える」勉強法なのに、ユダヤ式記憶術をマスターしたらどうなることやら?
さて、この節の後半には「教会建築・美術の秘密」というコラムがあります。
もちろん単なるコラムではなく、記憶術に関連したコラムです。コラムを読むだけで勉強になります。
このように、随所に記憶力強化に役立つ情報がちりばめられているので、とても濃い内容の冊子となっています。
ユダヤ式記憶術、恐るべし…
想起力(思い出す力)の増強ー第1節関連ページ
- 「試験に受かるユダヤ式記憶術」の目次
- 試験での、アウトプットの重要性
- 想起力の増強ー第2節
- 想起力の増強ー3節
- 想起力の増強ー第4節
- 試験に受かるユダヤ式記憶術の内容(第1節・2節)
- 生命の樹の図表を記憶術に使う(第3節の1)
- ユダヤ式記憶術(第3節の2)
- ユダヤ式記憶術(第3節の3)
- カバラ哲学と記憶術(第3節の4)
- ユダヤ式記憶術と他の記憶術を組み合わせる(第4節)
- 唐の時代の覚え方(第5節の1)
- 江戸時代の覚え方(第5節の2)
- 宋の時代の覚え方(第5節の3)
- バラバラな用語をユダヤ式記憶術で覚えるには?
- 判例の判旨の覚え方
- 様々な記憶法
- 「生命の樹」をインプットとアウトプットで使う方法(第6節)
- ユダヤ式記憶術(生命の樹)への質問と回答(第7節)
- 引き続き質問と回答です
- 共感覚も後天的に身に付けることができる記憶術なのか?
- 法律の勉強にユダヤ式記憶術を生かす
- クリフォトの樹を記憶術に使う?