ユダヤ式記憶術

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生命の樹の体系(第3節の2)

 

前回の続きです。

 

まず、生命の樹の図表を記憶術で使うには、生命の樹を4つの観点から理解する必要があるそうです。

 

 

まず1つ目。これを頭に入れておくと、例えば歴史を分析するときなどに、流れを理解しながら分析できるそうです。

 

著作権の関係で具体的には述べられないのですが、結構詳しくこの点について冊子では説明してあります。

 

ユダヤ式記憶術が他の記憶術と違う点が、このあたりを知ればだんだんわかってくると思います。

 

 

簡単に言うと、根本的理解を伴って記憶できるので、忘れにくいという点です。(もちろん、これだけではありません)。

 

「理解」を伴った記憶が大事ということは、どこかで耳にしたことがあると思います。

 

しかし、本冊子で述べられている意味での「根本的理解」をしている人はごくわずかなのではないでしょうか。

 

もちろん、私もそれはできていませんでした。このような方法での理解というのは、まさに目から鱗でした。

 

これなら記憶できるし、なかなか忘れないのは納得です。

 

 

ただ、いいことばかりではありません。この方法を使ったユダヤ式記憶術は物事を瞬時に記憶できるような記憶術ではありませんし、短時間に大量の知識を詰め込める記憶術でもありません

 

そんな手品みたいな記憶術を求めている人には、ユダヤ式記憶術は向かないと思います。

 

その代わり、理解を伴って覚えられる、覚えたらなかなか忘れない、そして思い出すのが容易である…このように、覚えたものが脳に定着しやすい記憶術であり、試験に使える記憶術です。

 

今回登場した1つ目の観点を知ることで、生命の樹の図表も理解しやすくなります。

 

 

次は、2つ目の観点の説明です。

 

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