生命の樹の体系(第3節の2)
前回の続きです。
まず、生命の樹の図表を記憶術で使うには、生命の樹を4つの観点から理解する必要があるそうです。
まず1つ目。これを頭に入れておくと、例えば歴史を分析するときなどに、流れを理解しながら分析できるそうです。
著作権の関係で具体的には述べられないのですが、結構詳しくこの点について冊子では説明してあります。
ユダヤ式記憶術が他の記憶術と違う点が、このあたりを知ればだんだんわかってくると思います。
簡単に言うと、根本的理解を伴って記憶できるので、忘れにくいという点です。(もちろん、これだけではありません)。
「理解」を伴った記憶が大事ということは、どこかで耳にしたことがあると思います。
しかし、本冊子で述べられている意味での「根本的理解」をしている人はごくわずかなのではないでしょうか。
もちろん、私もそれはできていませんでした。このような方法での理解というのは、まさに目から鱗でした。
これなら記憶できるし、なかなか忘れないのは納得です。
ただ、いいことばかりではありません。この方法を使ったユダヤ式記憶術は、物事を瞬時に記憶できるような記憶術ではありませんし、短時間に大量の知識を詰め込める記憶術でもありません。
そんな手品みたいな記憶術を求めている人には、ユダヤ式記憶術は向かないと思います。
その代わり、理解を伴って覚えられる、覚えたらなかなか忘れない、そして思い出すのが容易である…このように、覚えたものが脳に定着しやすい記憶術であり、試験に使える記憶術です。
今回登場した1つ目の観点を知ることで、生命の樹の図表も理解しやすくなります。
次は、2つ目の観点の説明です。
ユダヤ式記憶術(第3節の2)関連ページ
- 「試験に受かるユダヤ式記憶術」の目次
- 試験での、アウトプットの重要性
- 想起力(思い出す力)の増強ー第1節
- 想起力の増強ー第2節
- 想起力の増強ー3節
- 想起力の増強ー第4節
- 試験に受かるユダヤ式記憶術の内容(第1節・2節)
- 生命の樹の図表を記憶術に使う(第3節の1)
- ユダヤ式記憶術(第3節の3)
- カバラ哲学と記憶術(第3節の4)
- ユダヤ式記憶術と他の記憶術を組み合わせる(第4節)
- 唐の時代の覚え方(第5節の1)
- 江戸時代の覚え方(第5節の2)
- 宋の時代の覚え方(第5節の3)
- バラバラな用語をユダヤ式記憶術で覚えるには?
- 判例の判旨の覚え方
- 様々な記憶法
- 「生命の樹」をインプットとアウトプットで使う方法(第6節)
- ユダヤ式記憶術(生命の樹)への質問と回答(第7節)
- 引き続き質問と回答です
- 共感覚も後天的に身に付けることができる記憶術なのか?
- 法律の勉強にユダヤ式記憶術を生かす
- クリフォトの樹を記憶術に使う?