第一章 3節について
この3節にも記憶力を増強する方法が書いてあるのですが、この方法はちょっと変わっている方法です。
あることをするのですが、その「あること」自体はしたことがある人がいるかもしれません。
実は私も一時期していたことがあります。
しかし、それは記憶力増強のためではありません。まったく別の目的からでした。その「あること」が記憶力を増強させる効果があるということは知りませんでしたし。
(「あること」って何でしょう?)
著者の松平さんは、これを大学受験生のときから行っていたそうです。そして松平さんは東京大学に合格するのですが、その「あること」が記憶力増強に役立つことを知っている人が、東大には少なからずいることを入学後に知りました。
東大というところは、このように記憶術に関することを当たり前のように実践している人がゴロゴロいるのですね…
言われてみれば、この「あること」が記憶力の増強に役立つのはうなずけます。
それを自力で思い至らないのが、私の能力(脳力)不足たる所以なのでしょうか。
さらに、この「あること」を勉強にダイレクトに結びつける方法も書いてあります。これはちょっと思いつきませんでした。
この「あること」をすること自体が気分転換になると思うので、毎日やってみると面白いかもしれません。
さて、この節の後半には、恒例のコラムが書かれています。
この節に出てくる「あること」に関連するコラムです。松平さんがオススメの本も紹介されていますので、興味のある方は読んでみるといいかもしれません。
想起力の増強ー3節関連ページ
- 「試験に受かるユダヤ式記憶術」の目次
- 試験での、アウトプットの重要性
- 想起力(思い出す力)の増強ー第1節
- 想起力の増強ー第2節
- 想起力の増強ー第4節
- 試験に受かるユダヤ式記憶術の内容(第1節・2節)
- 生命の樹の図表を記憶術に使う(第3節の1)
- ユダヤ式記憶術(第3節の2)
- ユダヤ式記憶術(第3節の3)
- カバラ哲学と記憶術(第3節の4)
- ユダヤ式記憶術と他の記憶術を組み合わせる(第4節)
- 唐の時代の覚え方(第5節の1)
- 江戸時代の覚え方(第5節の2)
- 宋の時代の覚え方(第5節の3)
- バラバラな用語をユダヤ式記憶術で覚えるには?
- 判例の判旨の覚え方
- 様々な記憶法
- 「生命の樹」をインプットとアウトプットで使う方法(第6節)
- ユダヤ式記憶術(生命の樹)への質問と回答(第7節)
- 引き続き質問と回答です
- 共感覚も後天的に身に付けることができる記憶術なのか?
- 法律の勉強にユダヤ式記憶術を生かす
- クリフォトの樹を記憶術に使う?