法律の勉強、それは…
さらに、読者からの質問は続きます。
今度の質問は、「法律関係の勉強をしているが、生命の樹の効果的な活用方法を教えて欲しい」という質問です。
松平さんは、「法律の学習や研究では、『考える』という『下ごしらえ』が絶対に必要」と述べます。
「論理的に考え抜いてこそ、初めて法律を学ぶ意味があり、条文の丸暗記だけでは真に役立つ力は身につかない」とも述べています。
そして、生命の樹はまさにこの「論理的に考える」ための素材となるのです。
近年、法律系の資格試験は難易度が上がってきているのはご存じでしょう。
司法試験や司法書士試験はもちろん、法律系資格の登竜門である行政書士試験においても、付け焼き刃の法律知識では合格が覚束なくなってきています。
そもそも条文の丸暗記だけでは、試験に合格するのが難しいのはもちろん、何かの拍子で間違って合格したとしても、その後の実務で使えない知識しか残りません。
ユダヤ式記憶術は、論理的な事象を記憶するのに向いているという性質があるので、法律の勉強との相性はとてもよいです。
せっかく時間をかけて勉強するのですから、役に立たない条文の丸暗記といったような勉強ではなく、役に立つような、しかも記憶に残るような勉強をしてみませんか。
法律の勉強にユダヤ式記憶術を生かす関連ページ
- 「試験に受かるユダヤ式記憶術」の目次
- 試験での、アウトプットの重要性
- 想起力(思い出す力)の増強ー第1節
- 想起力の増強ー第2節
- 想起力の増強ー3節
- 想起力の増強ー第4節
- 試験に受かるユダヤ式記憶術の内容(第1節・2節)
- 生命の樹の図表を記憶術に使う(第3節の1)
- ユダヤ式記憶術(第3節の2)
- ユダヤ式記憶術(第3節の3)
- カバラ哲学と記憶術(第3節の4)
- ユダヤ式記憶術と他の記憶術を組み合わせる(第4節)
- 唐の時代の覚え方(第5節の1)
- 江戸時代の覚え方(第5節の2)
- 宋の時代の覚え方(第5節の3)
- バラバラな用語をユダヤ式記憶術で覚えるには?
- 判例の判旨の覚え方
- 様々な記憶法
- 「生命の樹」をインプットとアウトプットで使う方法(第6節)
- ユダヤ式記憶術(生命の樹)への質問と回答(第7節)
- 引き続き質問と回答です
- 共感覚も後天的に身に付けることができる記憶術なのか?
- クリフォトの樹を記憶術に使う?