読者からの質問その1
第7章に入ります。ここでは、購入者からの質問に松平勝男さんが答えています。
最初の質問は、生命の樹(の簡略図)を活用して覚えるのが難しいのでアドバイスが欲しい、というものです。
それについて、約2ページにわたり回答を載せています。
簡単にまとめると、いきなり活用して覚えることより、まずは「考える」ことから始めよう、という内容です。
どういうことかというと、このユダヤ式記憶術は慣れるまで少し時間がかかるので、まずは慣れるために練習する、ということです。
この練習そのものが、ちょいと頭を使う練習であり、「考える」練習となります。
この練習をしばらく続けることによって、生命の樹の使い方がだんだんわかるようになり、記憶に生かせるようになるのです。
今までにも繰り返し述べていますが、ユダヤ式記憶術を使った記憶は、丸暗記の記憶ではないため、記憶しやすく忘れにくい記憶となります。
さらに、万が一忘れても、思い出しやすい記憶となります。
この質問の後に、松平さんは生命の樹の記憶術以外への応用例を紹介しています。
簡単に言うと、行動のバランスをとるために役立てているということなのですが、なるほどこんな使い方もできるんだなと納得してしまいました。
本当に活用範囲が広いのですね。もうこれは記憶術の範疇をはるかに超えているものなのではないでしょうか。
一体どこまでのポテンシャルを秘めているのか…ユダヤ式記憶術はとどまるところを知らないようです。
ユダヤ式記憶術(生命の樹)への質問と回答(第7節)関連ページ
- 「試験に受かるユダヤ式記憶術」の目次
- 試験での、アウトプットの重要性
- 想起力(思い出す力)の増強ー第1節
- 想起力の増強ー第2節
- 想起力の増強ー3節
- 想起力の増強ー第4節
- 試験に受かるユダヤ式記憶術の内容(第1節・2節)
- 生命の樹の図表を記憶術に使う(第3節の1)
- ユダヤ式記憶術(第3節の2)
- ユダヤ式記憶術(第3節の3)
- カバラ哲学と記憶術(第3節の4)
- ユダヤ式記憶術と他の記憶術を組み合わせる(第4節)
- 唐の時代の覚え方(第5節の1)
- 江戸時代の覚え方(第5節の2)
- 宋の時代の覚え方(第5節の3)
- バラバラな用語をユダヤ式記憶術で覚えるには?
- 判例の判旨の覚え方
- 様々な記憶法
- 「生命の樹」をインプットとアウトプットで使う方法(第6節)
- 引き続き質問と回答です
- 共感覚も後天的に身に付けることができる記憶術なのか?
- 法律の勉強にユダヤ式記憶術を生かす
- クリフォトの樹を記憶術に使う?