「生命の樹」を使った具体事例(1)
前回の続きです。
本節は、生命の樹(の簡略図)を使って、具体的事例を使ってどう覚えるかを解説しています。
具体例は何度も読み返して理解すること、そして2回目以降は自分で具体的事例にあてはめて書きながら読むことが推奨されています。
そうすることによって、ユダヤ式記憶術が実際に使えるようになってくると思います。
そして初めに、具体例1として中国の「唐の時代」の覚え方が5ページ以上にわたって説明されています。
生命の樹の簡略図と表を使って覚えていくのですが、やはり慣れるまではちょっと難しいです。
しかし、その作業そのものが、記憶を定着させるのにとても役立つような作業となっています。
そしてここでいう「覚えた」という意味は、単に年号や人物を丸暗記できた、という意味ではありません。
「体系的な」知識が頭に入った、ということです。「体系的」なので、丸暗記ではありません。「使える」知識なのです。
もちろん、思い出すのも容易です。どう思い出すか、ということもユダヤ式記憶術のノウハウなので、知識の抜けなく思い出せるのです。
なぜ体系的に頭に入るのか、なぜ知識の抜けなく思い出せるようになるのか疑問に思う方もいるかもしれません。
そこはノウハウの部分なのでここでは書けないのが残念なのですが、一つ言えることは、この記憶術が「論理的な」記憶術だから、ということです。
この記憶術が広まったら日本人の頭脳レベルははるかにアップするでしょうね。
どうして学校ではこういうことを教えてくれないのでしょうか。
唐の時代の覚え方(第5節の1)関連ページ
- 「試験に受かるユダヤ式記憶術」の目次
- 試験での、アウトプットの重要性
- 想起力(思い出す力)の増強ー第1節
- 想起力の増強ー第2節
- 想起力の増強ー3節
- 想起力の増強ー第4節
- 試験に受かるユダヤ式記憶術の内容(第1節・2節)
- 生命の樹の図表を記憶術に使う(第3節の1)
- ユダヤ式記憶術(第3節の2)
- ユダヤ式記憶術(第3節の3)
- カバラ哲学と記憶術(第3節の4)
- ユダヤ式記憶術と他の記憶術を組み合わせる(第4節)
- 江戸時代の覚え方(第5節の2)
- 宋の時代の覚え方(第5節の3)
- バラバラな用語をユダヤ式記憶術で覚えるには?
- 判例の判旨の覚え方
- 様々な記憶法
- 「生命の樹」をインプットとアウトプットで使う方法(第6節)
- ユダヤ式記憶術(生命の樹)への質問と回答(第7節)
- 引き続き質問と回答です
- 共感覚も後天的に身に付けることができる記憶術なのか?
- 法律の勉強にユダヤ式記憶術を生かす
- クリフォトの樹を記憶術に使う?