共感覚とは?
3つ目の質問は、ちょいとノウハウに関係しそうな内容ですので、ここでは記載しにくいのですが…この質問に対する回答のなかで、松平さんは「生命の樹を使った記憶法は…一種の共感覚を後天的に身につけるという使い方もできる」と述べています。
「共感覚」ってご存じでしょうか。
共感覚とは、ある刺激に対して通常の感覚だけでなく異なる種類の感覚をも生じさせる一部の人にみられる特殊な知覚現象をいう。 例えば、共感覚を持つ人には文字に色を感じたり、音に色を感じたり、形に味を感じたりする。(Wikipediaより引用)
音に色を感じる?形に味を感じる?何かとんでもない世界ですね。一歩間違うと、何だか危ない世界のような…私には共感覚は一切ありませんし、共感覚をもつメリットもよくわからないのですが、いわゆる「天才」と呼ばれる人や芸術家などには、この共感覚を持つ人が多いようです。
そうすると、共感覚を持つ人は脳が発達している、とも言えそうです。後天的にでも共感覚を身につけることができれば、必然的に脳も発達し、記憶力はもちろん、頭も良くなるのかもしれません。
ユダヤ式記憶術を使って共感覚を身につけることもできるとは、どこまで奥の深い記憶術なのでしょうか?この冊子のタイトルは「試験に受かるユダヤ式記憶術」なのですが、いい意味で看板に偽りあり、です。試験に受かるどころの話ではありません。試験に受かる、というのはユダヤ式記憶術のほんの一部の効果に過ぎないのです。試験に受かるためだけに使うのは、もったいないですね。
共感覚も後天的に身に付けることができる記憶術なのか?関連ページ
- 「試験に受かるユダヤ式記憶術」の目次
- 試験での、アウトプットの重要性
- 想起力(思い出す力)の増強ー第1節
- 想起力の増強ー第2節
- 想起力の増強ー3節
- 想起力の増強ー第4節
- 試験に受かるユダヤ式記憶術の内容(第1節・2節)
- 生命の樹の図表を記憶術に使う(第3節の1)
- ユダヤ式記憶術(第3節の2)
- ユダヤ式記憶術(第3節の3)
- カバラ哲学と記憶術(第3節の4)
- ユダヤ式記憶術と他の記憶術を組み合わせる(第4節)
- 唐の時代の覚え方(第5節の1)
- 江戸時代の覚え方(第5節の2)
- 宋の時代の覚え方(第5節の3)
- バラバラな用語をユダヤ式記憶術で覚えるには?
- 判例の判旨の覚え方
- 様々な記憶法
- 「生命の樹」をインプットとアウトプットで使う方法(第6節)
- ユダヤ式記憶術(生命の樹)への質問と回答(第7節)
- 引き続き質問と回答です
- 法律の勉強にユダヤ式記憶術を生かす
- クリフォトの樹を記憶術に使う?