人に教えるつもりで勉強してみる

 

まだ合格していない段階では「受験生」であって、教わる立場・学ぶ立場にあるのかもしれません。

 

しかし、そのような立場にあっても、学ぶ段階で「人に教えるつもりで」勉強することは大変有益です。

 

人に教えるためには、自分が理解していなければ的確に教えることはできません。

 

ですから、理解しようという気持ちがより強くなり、理解度が高まります。

 

自分が、社会保険労務士の試験科目を担当する予備校講師になったつもりで勉強してみて下さい。

 

 

 

社労士の勉強は予備校の講師になったつもりで。

(「はい、ここ出ますよ!」予備校講師になりきって勉強。)

 

 

予備校に通って勉強している方もいると思いますが、予備校講師は担当科目についてはしっかりとした知識を習得しています。

 

講師は、合格者だから知識を有しているというよりは、生徒に教えるために自ら勉強を繰り返しているからしっかりとした知識を有するようになったのです。受験生の段階でそこまでしっかりとした知識を有していたわけではありません。

 

 

社会保険労務士試験の受験仲間がおられる方は、その仲間に教えるつもりで勉強して下さい。そして実際にその仲間に教えて下さい。質問されたらありったけの知識を与えましょう。

 

ライバルに塩を送りたくない、なんていうケチな考え方はしないで下さい。教えることは、むしろあなたにとって大きな恵みをもたらすのです。教えることによって自分の理解が強化されます。また、改めて自分の理解不足が浮き彫りになったりすることで、弱点強化の機会が得られます。

 

人に教えるつもりで勉強して、是非社労士試験に合格して下さい。