どの科目も大事です
社会保険労務士試験の試験科目を改めて見てみましょう。
- 労働基準法
- 労働安全衛生法
- 労働者災害補償保険法(労災保険法)
- 雇用保険法
- 労働保険の保険料の徴収等に関する法律
- 労務管理その他の労働に関する一般常識
- 社会保険に関する一般常識
- 健康保険法
- 厚生年金保険法
- 国民年金法
労働基準法と労働安全衛生法は1つの試験科目としてまとめられており、労働保険の保険料の徴収等に関する法律は労災保険法と雇用保険法の中で出題されるため、名目としては8科目ですが、実質的には10科目勉強しなければいけません。
社会保険労務士試験の大きな特徴として、全体の合格基準点とは別に、各科目の合格基準点があることです。
その年によって基準点が違うこともありますが、各科目の基準点は選択式が概ね6割、択一式が4割です。
どれだけトータルで高得点を取っても、各科目の基準点を1科目でも下回れば、不合格となってしまうのです。
このような試験の特質から、社会保険労務士試験の勉強においては、どの科目も一定レベルに達するように勉強する必要があるということを念頭に置いて勉強して下さい。