社労士勉強のためのヒント集記事一覧

試験に合格するためには、過去に出題された問題(過去問)を解くことが大事です。過去問を解くことは試験の王道であり、これからも変わることはないでしょう。過去問を解くことで、試験のレベルが体感できます。自分がどの程度力をつければいいのか、その目安がわかります。また、過去に出題された問題がまた出題されることもよくあります。本試験に出題される問題は、出題者が「ここはわかっておいて欲しい」という部分なのですか...

社会保険労務士試験は、条文の文言や数字など、正確に覚えていなければ対処できない問題が出ます。そこで、とにかく条文の文言や数字を片っ端から丸暗記してしまうような勉強をしてしまいがちです。しかし、それではなかなか頭に入ってきません。意味のないような事項を暗記することは、人間の脳は不得手なのです。第一、意味のないことをひたすら丸暗記するほど苦痛な作業はありません。これでは勉強を続けるモチベーションも下が...

社会保険労務士試験の勉強をされている方の大半は、勉強に専念できる環境ではなく、どうしても毎日の勉強時間は制限されてしまうのではないでしょうか。しかし、そのような環境であっても、毎日たった1分でもいいので勉強を継続して下さい。丸1日何も勉強しなかった、という日は作らないで下さい。全く勉強しない日があると、次に勉強を始めるのが億劫になってしまいます。また、頭も勉強体制に戻るのに時間がかかってしまいます...

社会保険労務士試験の試験科目を改めて見てみましょう。労働基準法労働安全衛生法労働者災害補償保険法(労災保険法)雇用保険法労働保険の保険料の徴収等に関する法律労務管理その他の労働に関する一般常識社会保険に関する一般常識健康保険法厚生年金保険法国民年金法労働基準法と労働安全衛生法は1つの試験科目としてまとめられており、労働保険の保険料の徴収等に関する法律は労災保険法と雇用保険法の中で出題されるため、名...

社会保険労務士試験においては、とにかく過去問が大事だということを以前の記事に書きました。社労士試験の過去問題集で定評のあるものは、i.D.E.社労士塾条文順過去問題集です。過去7年分の問題が収録されているのですが、特に択一式問題においては肢が1つ1つ個別に条文順に再配列されており、過去問の知識を確実に習得しやすくなっています。また、問題の解説が丁寧なので、その問題のどこが間違いなのか、どの部分に気...

まだ合格していない段階では「受験生」であって、教わる立場・学ぶ立場にあるのかもしれません。しかし、そのような立場にあっても、学ぶ段階で「人に教えるつもりで」勉強することは大変有益です。人に教えるためには、自分が理解していなければ的確に教えることはできません。ですから、理解しようという気持ちがより強くなり、理解度が高まります。自分が、社会保険労務士の試験科目を担当する予備校講師になったつもりで勉強し...

社労士試験において難易度を高めているのは、何と言っても選択式における「足切り」です。社労士試験の合格点は、選択式においては各科目とも3点以上は必要なのが原則で、総合点で合格基準点に達していても、1科目でも選択式で3点未満の科目があると、それだけで不合格となってしまいます。選択式は1科目5点満点(5問出題)であり、そのうち2問間違いなら大丈夫ですが、3問間違いなら不合格となってしまいます。たった5問...

過去問についての重要性は、何度か取り上げました。それにもかかわらず、今回も取り上げます。そのくらい、過去問は重要なのです。平成24年の社会保険労務士試験が終わったばかりで、平成25年度試験に向けて勉強を始める方が多いであろう今の時期に、もう一度過去問についての重要性を述べておきます。(やっぱり定番の過去問集。2014年度版 i.D.E.社労士塾条文順過去問題集)まず、過去問は試験直前の腕試しに解く...

毎年のように社会保険労務士試験の受験生を泣かせる「選択式」。どんなに択一式で高得点を取っても、選択式で1科目でも基準点に到達しなければ、原則として「足切り」に遭ってしまい、合格できません。たしかに、合計点だけで合格が決まるとすれば、労働安全衛生法のように配点の低い科目を全く勉強しなくても合格できたり、一般常識についてほとんど勉強せずに合格する人も出てくるので、合格者の知識の偏りを防ぐという意味では...

2013年度(平成25年度)の社労士試験の選択式については、過去に類を見ないほど受験生の点が低かったようです。特に労災保険法、社会保険に関する一般常識、健康保険法については、ダントツに平均点が低い状況です。ご存じの通り、選択式試験においては各科目5点中3点以上取らなければ合格できないのが原則です。しかし、基本的な問題ばかり出題されるならともかく、一体誰がここまで知っているのだろうかという問題が平気...

前回の続きです。合格レベル付近の受験生でも、「受験生ならこれは知っている」というような部分を全部しっかり押さえられている人は、かなり少ないのが現状であり、そのような勉強ができれば他の受験生に差をつけることができます。したがって、隅から隅までおさえる勉強をしなくても、十分に合格レベルまで達することができるのです。ただし、このレベルは、「どんな問題が出てもほぼ確実に合格できる」というレベルではありませ...

社労士試験の出題科目は全部で10科目あるのはご存じだと思います。そしてほとんどのテキストや予備校のカリキュラムでは、労働基準法が最初に配置されているのではないでしょうか。たしかに、労働安全衛生法や労災保険法は労働基準法から派生したような部分もありますし、他の科目に比べて労働基準法はいかにも「法律」という感じがしてメイン科目のような気がします。また、他の科目よりも比較的馴染みが深く、とっつきやすいと...

社会保険労務士試験の対象科目は毎年のように改正され、しかも改正点がすぐに翌年の試験に出題されたりします。そのため、テキストは最新のテキストを使うのが鉄則となります。残念ながら社労士試験に合格できなかった場合、翌年の合格を目指して勉強を続ける方が多いと思いますが、そのような場合もテキストを買い直すのが原則です。使い慣れたテキストで勉強を続けたい気持ちはわかりますし、また新たな出費をしたくないという気...

社会保険労務士試験の受験を検討するにあたって、どうしても気になるのが「一体何ヶ月の勉強で合格できるのか」ということだと思います。試験まで勉強期間が3ヶ月しかない、半年しかない、1年ぐらいある…人によって様々ですし、自分の力ではどのくらい勉強期間が必要なのか、一般的にはどのくらいの勉強期間で合格しているのか、など、気になることはいろいろあります。また、人によって1日にかけられる勉強時間も違います。1...

社労士試験にどうしても合格したい、と考えている方は多いと思います。平成26年度の試験を受験される方は、なるべく早めに勉強を始めたほうがいいでしょう。いや、「なるべく」など控えめの表現を使ってしまいましたが、「今すぐ」勉強を始めて下さい。(社労士試験の合格発表も終わり、まだ次の試験まで時間がある…みんながそう思っている時期こそ、勉強のチャンスです)社労士試験は、「あと1点」に泣く受験生が非常に多い試...

平成25年度(2013年度)の社労士試験を受験された方、お疲れ様でした。11月8日に、合格発表がありました。合格率は、わずか5.4%、これは平成6年の6.8%を大幅に下回る、過去最低の合格率となってしまいました。今まで7%を割り込んだのも、平成6年だけです。いかに今回は合格率が低かったかを物語るものです。今年は、選択式試験において非常に点が取りにくい問題が複数出題されました。労災保険法、社会保険に...

とにかく膨大な知識を詰め込まなければ合格できないのが社労士試験。そこで、片っ端から暗記してしまおう…その勉強法では、一部の天才を除いて合格できません。暗記した記憶は、常に忘却の危険に晒されています。次から次へと覚えなければならない知識を暗記しても、昔暗記した記憶がポロポロと抜け落ちてしまいます。そのうち、勉強するのが嫌になるでしょう。覚えなければならない事項を記憶するときは、何か意味づけて記憶しな...

こんにちは、セニョール中原です。ご存じの方も多いかもしれませんが、平成25年度の社労士試験について、厚生労働省に対してデータ開示を求めていた方がいます。その開示データが届いたようで、その方のブログにデータがアップされていますね。「社労士試験 合格基準について」いやはや、凄いデータです。平成25年度は、選択式試験で3点未満なしの完全合格者は、たった288名!どんだけ選択式試験が難しかったんだ、という...

セニョール中原です。社労士の勉強、進んでいますか?私は最近時間が無くて、あまり進んでいません。まあ、多くの受験生は時間がない中、何とか時間を捻出して社労士試験の勉強をしているのですから、「時間がない」というのは言い訳にならないのですが。平成26年度(2014年度)の社労士試験は、どこが出題されるのでしょうか。その出題予想ができれば、時間がない中でも効率のいい勉強ができそうです。もちろん、私はこの教...