歴史の覚え方の考察

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4節 時系列を記憶する

まだまだユダヤ式記憶術でない記憶法が続きます。

 

本節のタイトルは「時系列を記憶する」です。
これは、単なる語呂合わせで歴史の勉強をするのではありません。

 

ここで著者の松平さんが、歴史の勉強の仕方をズバっと教えてくれます。このあたりは、松平さんの本領発揮といったところです。

 

それを知って勉強することが、本当に大事なのだな、という内容です。
私は学生時代、日本史は得意でしたが世界史は苦手でした。その理由が松平さんの説明でよくわかりました。

 

 

歴史の勉強は単なる暗記ではありません。語呂合わせは、どうしても覚えられない事項を覚えるための苦肉の策・覚え方であり、何でも語呂合わせのように勉強していては、いつまで経っても歴史の勉強は上滑りの勉強になってしまうことでしょう。もちろん、それでは試験に合格できる実力も蓄えられません。

 

本当の実力をつけるため、表面的な勉強で終わらせないようにしましょう。

 

 

東大の合格者が多いことで知られている某私立学校では、ある本を大学受験の夏休みに一気に読むという伝統がある、と本書には書かれています。そのことで歴史に強くなれるとか。

 

うーん、こういうところで、レベルの高い高校との差ができてしまうんですね。
もともとの頭の出来はもちろん、その後の情報においても差があるなら、どうやって頭のいい人達に追いつくのでしょうか。

 

その差を埋め、一気に追いつき追い越すことができるのが「ユダヤ式記憶術」です。この記憶術があまり出回らないのは、頭のいい人たちが既得権益を守るための陰謀ではないのか?と勘ぐりたくなってしまいますね。それほどの内容なので。

 

私もいつ圧力がかかって公表中止になるか、ヒヤヒヤしています(汗)。

 

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