記憶術が年号や数字のいい覚え方

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3節 年号・数値を記憶する

 

年号や数字の覚え方は、やはり語呂合わせが適しています。ユダヤ式記憶術のマニュアルでも、語呂合わせが推奨されています。

 

ユダヤ式記憶術は、語呂合わせと対極にある記憶術です。しかし、ユダヤ式記憶術の弱点を補うためにも、語呂合わせを使った方がいいものについては語呂合わせが向いている、とはっきり書かれてあるのがいいですね。

 

しかも、敵に塩を送るというか、その語呂合わせの仕方も事例を挙げて丁寧に述べられています。その部分を読んでいると、このマニュアルは語呂合わせのマニュアルだったっけ?と勘違いしそうになってしまうぐらい、語呂合わせのコツについてしっかり述べられています。

 

ちなみにここでは、

 

1、1793年 第一回対仏大同盟
  1799年 第二回対仏大同盟
  1805年 第三回対仏大同盟

 

2、1633年 秦書船以外の渡航禁止(第一回鎖国令)
  1635年 中国・オランダなどの外国船の入港を長崎に限定(第三回鎖国令)
  1639年 ポルトガル船の来航禁止(第五回鎖国令)

 

をそれぞれセットで覚える語呂合わせが紹介されています。

 

これらの年号や数字をいっぺんに覚えてしまいましょう。コツがわかれば、いろいろ自分で作れるようになります。うまい覚え方を考えて下さい。

 

 

 

 

 

この後、恒例のコラムが掲載されています。コラムの内容は、「海外には語呂合わせが存在するか」。

 

どうやら日本ほど海外には語呂合わせはないそうです。
ただ、少しは存在するようで、例えば英語では「ニーモニック」という、何かを記憶する助けとなるような文や組み合わせがあるそうです。

 

このコラムは全部で3ページほどの記載があります。
コラム1つとっても、このユダヤ式記憶術のマニュアルには記憶に強くなるコツが埋め込まれてますので、読み流さずにしっかり目を通すことをお勧めします。

 

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