社会保険労務士試験の合格率の変遷

 

 

社会保険労務士試験の合格率は決して高くありません。

 

近年は、合格率は10%を超えることはまずなくなりました。

 

 

 

平成27年度に至っては、2.6%と鬼のような合格率でしたよね…。


 

 

 

年度 合格率
平成26年(2014年) 9.3%
平成27年(2015年) 2.6%
平成28年(2016年) 4.4%
平成29年(2017年) 6.8%
平成30年(2018年) 6.3%
令和元年(2019年) ???

 

 

 

数字の上では、100人の受験者のうち、5人から7人しか受からない試験ということになります。

 

裏を返せば、100人受けて93〜95人前後が不合格となってしまう試験なのです。

 

この数字だけ見れば、なかなか手強い試験なのだな、ということになるでしょう。

 

 

なぜこんなに難しい?

 

それでは、一体どうしてここまで難しい試験になっているのでしょうか。

 

 

社会保険手続は重要だから

 

 

 

社会保険労務士資格は国家資格なのです。そして合格すれば業務独占できる分野があるのです。

 

社会保険手続という、国民にとって重要な社会保障の一端を担う職業なのですから、いい加減な知識で合格できるわけがありません。

 

そう考えると、決して甘い気持ちで合格できる資格ではない、難しい試験であるのは当然と言えるでしょう。

 

 

社労士が飽和してきている?

 

 

 

それともう一つは、社労士試験の合格者が積み重なってきて、社労士自体が飽和してきているというのも大きな理由と言えるでしょう。

 

昭和44年に第1回社労士試験が実施されて以降、すでに50回目の試験が開催されています。

 

合格者数の累計は年々増え続け、実に11万人を超える合格者が誕生しているのです。

 

 

もちろん、合格しただけでは社労士として仕事をすることはできず、登録する必要があります。

 

それでも、潜在的にはこれだけの社労士がいるということができるでしょう。

 

 

これだけ増えてくると、社労士自体が飽和してきて、少ないパイの取り合いになってしまうことは避けられません。

 

ですから、これ以上不毛なパイの取り合いをしなくて済むよう、合格者数を絞り、合格率を厳しくしてきているという面は大きいと思います。

 

 

 

言わば、先行者利益を守りたいんでしょうね。


 

 

それでもチャンスはある!

 

 

 

このように、いくつかの理由で合格率が厳しくなっている社労士試験。

 

そんな厳しい試験なのに、今から勉強して合格できるのでしょうか?

 

 

人それぞれ、条件が違う

 

 

 

受験者はみんな同じ条件の下で受験しているわけではありません。

 

唯一同じ条件なのは、試験当日に試験会場に集まって、試験時間内に問題を解くこと。

 

それ以外の条件は、どれ1つとして同じ条件ではないんですね。

 

 

受験者それぞれの年齢が違います。トータルの勉強時間も異なります。記憶力の良さも違うことでしょう。

 

実務経験の有無、勉強経験の違いも試験に影響することでしょう。体力の違い、1日に確保できる勉強時間の違いもあります。

 

 

しかし、無情なことにそれらの条件は、合格に一切考慮されることはありません。

 

あくまで合格点を超えた受験生だけが、合格します。

 

 

「有利な条件」を増やしていこう

 

 

 

これらの条件の違いが、それぞれ個人の合格率に影響することは間違いないですよね。

 

ということは、逆に言うと人より「有利な条件」で試験に臨めば、自ずと「自分自身の」合格率も上がるのです。

 

その有利な条件を少しでも多く獲得するように努めて下さい。

 

そしてその「有利な条件」につき、当サイトでは様々な角度から詳しく紹介していこうと思います。

 

 

 

そう、「有利な条件」を獲得するために、当サイトでは勉強面はもちろん、健康面や精神面についても、様々な角度から情報提供しています。

 

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