一夜漬け、それで覚えられるのか?
私は延々と「試験に受かるユダヤ式記憶術」のレビューを書き連ねております。
今回からは「第4章 目的別の記憶術」の入っていきます。
まず第1節は、「一夜漬けに最適な記憶術」というタイトルです。
とにかく1日で覚えたい、勉強したい。なにかいい暗記方法はないか、とお困りの方も多いと思います。
一夜漬けでどうにかなるものではないかもしれない、それでも明日のテストや試験で何としても点を取らないといけない…
こんな状況の時は、どのような暗記方法を使えばいいのでしょうか。
まずこの冊子には、そういう場合の第一歩としての大切な方法が書いてあります。
これは一夜漬けに限らず、試験の鉄則ともいえる方法なのですが、一夜漬けの場合はとても大事な方法です。
(徹夜で、一夜漬けの勉強。何とかして間に合わせないと…)
そしてこの方法に絡めて、まず学校の試験の場合におけるこの方法の使い方を紹介しています。
私は学校の試験ではこの方法を使ったことがないのですが、使えるなら絶対に使った方がいいです。
ちょっとだけヒントを書くと、それは「先生」。もちろん、試験問題を教えてもらうのではありませんよ!
そして、ユダヤ式記憶術の肝となる方法も使いながら、覚えていくのです。
次は資格試験などの場合です。
この場合は、先ほどのヒントは使えませんが、それでも発想としては似たような発想です。
資格試験の難易度によっては、この暗記方法を使えば、一夜漬けで何とかなるものも少なくないでしょう。
この冊子には、「本格的に」一夜漬けをしたい人のための方法も書かれてあります。
「本格的に」とはいったい何だ?と思うかもしれませんが、これは少しだけ手間暇のかかる方法なのです。
時間がない、一夜漬けで何とかしたいと思っているのに、手間暇のかかる方法など使いたくないかもしれませんが、これは抜群に効果のある方法ですよ。
ただし、これらの暗記方法は、あくまで「非常手段」です。やはり、普段からコツコツと勉強して試験に臨むのが王道です。
この冊子では、このような一夜漬けの暗記法も詳しく紹介していますが、これは「おまけ」のようなものです。
ユダヤ式記憶術の神髄は、やはり「生命の樹」を使った本格的なメソッドにあります。なるべく普段からこのメソッドを使って勉強して、できれば一夜漬けで試験を受ける状態は避けたいものですね。