試験は年1回ですが…

社会保険労務士試験は、年に1回しか実施されません。今年(平成23年)は8月28日ですね。

 

法律系の資格試験は、ほとんどが年に1回しか行われません。年に1回だと、当日に風邪を引くなど体調を崩したり、どうしても外せない急用が入って試験を受けられなくなった場合は、もうその年に試験を受けることはできず、来年まで1年間待たなければならなくなります。

 

もともと試験とはそのような非情な面を持っているのですが、それでもやはり年に1回だけというのはちょっと厳しいような気がします。

 

年に1回だけにすることによってその資格の権威を保とうとしている面もあるのでしょうか。しかし、社会保険労務士試験は、仕事をしながら受験する方が多い試験ですから、なかなか日程の都合が思うようにつかない方も少なくないと思います。せめて年に2回ぐらい試験が実施されればいいのですが。

 

残念ながら、現時点では年に1回の試験ですから、その1回に照準を合わせて勉強するしかありません。少なくとも体調管理はしっかりと行って、試験日に体調を崩さないように気をつけてください。特に、社会保険労務士試験は夏の暑い時期に行われます。今年は電力不足のため、冷房設備も十分に稼動しないかもしれません。暑さ対策も十分に行って下さい。