「不合格」になる3つの理由。(3)
前回の続きです。
3回にわたって、「こうすれば不合格になる」という3つの理由をお伝えしています。
今回はその3つ目です。
3つ目は、勉強方法を間違っている、ということです。
勉強は、がむしゃらにすればいい、というものではありません。合格率7〜8%の社会保険労務士試験に合格しようというのですから、正しい勉強方法に基づいて勉強しなければ、合格は遠のくばかりです。
勉強方法を間違うと、不合格に近づいていく。
勉強方法については、当サイトでも様々な方法を紹介しています。
そして大事なことは、試験一般に通用する方法はもちろんですが、社労士試験に特化した勉強方法に基づいて勉強することです。
例えば、行政書士試験と社労士試験は合格率を比べると、ほぼ同じような合格率です。
しかし、両者は出題内容はもちろんのこと、出題形式も違いますし(行政書士試験には「記述」問題があります)、問題の「質」も異なります。
社労士試験は行政書士試験よりも細かい部分を問われますが、その反面、法解釈をするような問題はほとんどありません。
またどちらの試験もいわゆる「足切り」がありますが、科目別の足切りがある社労士のほうが断然厳しいです。
このように、同じような合格率の試験でも、随分内容が異なるのです。したがって、それぞれの試験に対応して、勉強の戦略も異なってくるのです。
一見当たり前のことと思うかもしれませんが、その当たり前のことがなかなかできていないのではないでしょうか。
社労士試験に合格したいなら、社労士試験に特化した戦略を立てて、勉強して下さい。
そうすれば、「不合格」になる理由の3つ目は、クリアできることと思います。