社会保険労務士試験における選択式対策の難しさ

手強い選択式試験、どう対策する?

 

2013年度(平成25年度)の社労士試験の選択式については、過去に類を見ないほど受験生の点が低かったようです。

 

特に労災保険法、社会保険に関する一般常識、健康保険法については、ダントツに平均点が低い状況です。

 

 

ご存じの通り、選択式試験においては各科目5点中3点以上取らなければ合格できないのが原則です。

 

しかし、基本的な問題ばかり出題されるならともかく、一体誰がここまで知っているのだろうかという問題が平気で出題されることがあるのが選択式試験であり、そのためしっかり勉強したはずの受験生でも3点以上確保できないこともしばしば起こってしまいます。

 

もちろん、平均点が低い場合には「救済(補正)」が行われ3点未満でも合格することもありますが、必ず救済が行われる保証もなく、結局1点足りなくて涙をのんだ受験生も少なくありません。

 

 

今年の上記3科目の問題は、3点はもちろん2点確保すら確実にできるとは言い難い問題でした。

 

もちろん、「1点救済」が過去に数回行われたように、今回も「1点救済」が行われる可能性は残されてはいますが、それは不確実であり、大きく期待できるものではありません。

 

このように、重箱の隅をつつかれるような問題に対処するには、いったいどのように選択式対策をすべきでしょうか?

 

 

社労士試験は重箱の隅をつつく問題?

(重箱の隅をつつくような社労士試験の問題。どう対策しましょう?)

 

 

 

真っ先に思いつくのは、試験科目の隅から隅まで勉強する、という方法です。

 

テキストを全部覚えるのはもちろん、テキストに載っていない条文や規則も覚え、厚生労働白書、労働経済白書も全て目を通し、各種通達や判例も全部頭に入れる…

 

これを実行していれば、今年の問題にも十分対処できたでしょう。

 

しかし、これは誰が考えても非現実的な勉強法です。圧倒的に「時間対効果」が悪いです。現実にこんなことができる人は、受験生の中で1人いるかいないかぐらいではないでしょうか。ほとんどすべての人が挫折してしまうような勉強法です。

 

 

社会保険労務士試験は、「競争試験」であることを思い出して下さい。基準点があることから、絶対的基準を超えれば合格、と勘違いしてしまうかもしれませんが、あくまで「競争試験」です。

 

 

合格率は毎年7%から9%程度に収まっているのです。これは合格ラインを超えている受験生がその割合で毎年存在する、というわけではなく、初めに合格率がある程度決定されていて、その枠に入る受験生を選抜しているのです。

 

したがって、上位7%ぐらいに入る勉強をすれば十分であって、全受験生のトップになるような勉強(隅から隅まで覚える勉強)は不要なのです。

 

 

それでは、上位7%に入る勉強はどういう勉強かというと、合格を本気で目指す受験生ならだいだい押さえている部分を勉強することです。

 

要するに、受験生ならこれは知っているよ、という部分をしっかり押さえておけば合格するのです。

 

他の受験生に差をつける、という発想は不要です。その代わり、他の受験生に差をつけられない、という発想が必要です。

 

これは、先ほど述べた、社会保険労務士試験は「競争試験」である、ということと矛盾するものではありません。

 

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